アサガオ
九州大学名誉教授 正山征洋先生所蔵のボタニカルアートを追加致しました。
アサガオ
ヒルガオ科に属するアサガオの仲間です。
アサガオ等一年生草もありますが、根が太く長く伸びる多年生草本も見られます。
アサガオの種子は牽牛子と呼ばれ、強い下剤として用いられます。
糖に脂肪酸が複雑に結合した樹脂配糖体と呼ばれる成分が瀉下作用の本体です。
肥厚した根を下剤として用いる種もあり、成分的には樹脂配糖体が有効成分です。
樹脂配糖体の構造研究は、東大薬学部から九大薬学部に引き継がれ、多くの同属種の複雑な構造の解明が行われてきました。
本画は1800年中期、ペターマンによる作品です。
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