川骨

九州大学名誉教授 正山征洋先生所蔵のボタニカルアートを追加致しました。

川骨

スイレン科に属する水生多年草のコウホネです。

川や湖の底から茎を伸ばし、初夏に黄色の花を開きます。

根は骨に似る事から川骨と呼ばれ、ヌファリジン等のアゾニアアルカロイドを含んでいます。

川骨は駆瘀血作用が強く、生理不順、生理痛等婦人病に用いられます。

又、打撲からくる痛みや腫れにも用いられます。漢方薬として治打撲一方に配合されています。

本画はFernand Vietzにより1800年に描かれました。