ゲンチアナ・プルプレア(紫リンドウ)

紫リンドウ

九州大学名誉教授 正山征洋先生所蔵のボタニカルアートを追加致しました。

ゲンチアナ・プルプレア(紫リンドウ)

学名から紫リンドウと呼んでもよいかと思います。

リンドウ科の多年生草本です。

日本では見られない仲間で、スイスアルプスのかなり標高が高い場所で見たことがあります。

リンドウ科植物は日光が当たらないと開花しません。

リンドウ科の仲間にはセコイリドイドと呼ばれる苦み成分が含まれていまして、苦味健胃薬とされます。

本種は恐らくヨーロッパで民間薬として用いられていたものと考えられます。

本画はヨハン・ゾーンにより1779年に描かれたものです。


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