ワレモコウ

九州大学名誉教授 正山征洋先生所蔵のボタニカルアートを追加致しました。

ワレモコウ

ワレモコウはバラ科に属する多年生草本です。

春、根生葉が伸び、茎を伸ばし枝分かれします。葉は奇数複葉でざらついています。

夏、枝先の葉腋から果穂を伸ばし、先端に花弁を持たない多数の花が穂状につき褐紅色の花を開きます。

根を地楡と呼び、下痢止め、止血、吐血等に用いられます。

花はとてもシックな色なので茶花として珍重されます。
昔、野山でワレモコウを初め、カワラナデシコ、キキョウ、オミナエシ、フジバカマ等を摘んお盆の花としてお墓に手向けたことを思い出します。

サワビーによる1800年代半ばの作品です。

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