クコ
九州大学名誉教授 正山征洋先生所蔵のボタニカルアートを追加致しました。
クコ
ナス科に属する落葉性の低木です。
秋口に葉腋から淡い紫色の花を開き、秋に赤い果実を結びます。
果実は枸杞子、根の皮は地骨皮と呼ばれます。
枸杞子は漢方的には明目、補肝腎に作用すると言われ杞菊地黄丸に配合され、疲れ目、かすみ目等によく用いられます。
一方地骨皮は清熱涼血、清虚熱、止血作用があり疲労、寝汗、慢性的な微熱等に効果を発揮します。
清心蓮子飲等に配合され排尿痛、頻尿、残尿感等に用いられます。
サワビーによる1850年頃の作品です。
ボタニカルアートのページはこちら